ホリデイ・トレッキング・クラブ

活動レポート

2010年

2010年 Y. Okubo 教育財団法人による
         マハロスクール 活動報告

1月17日、地元のお祭り行事に当校52名中45名の生徒が参加、残りは家族の宗教的心情から不参加。学校行事との優先順位を話し合う必要あり。
3月24日敬子ボルジェソンによるマニラ、パンパシフィックホテルでのチャリティーコンサート開催。池田氏、マルケス氏に感謝。
3月27日当校の卒業式実施、政府私立校担当教育室長モラリョス氏、地元バランガイキャプテン等参加、政府公認の私立マハロ幼稚園第1期卒園者は16名になりました。


6月3日、新学期開始、初めて臨時バナナの葉の天蓋を使っての室外式典。今年当校のスタッフは5名の教師(うち渉外係は学業に半年専念する)
1会計士、2名の用務員、幼稚園から小学3年生まで72名の生徒に拡大、また当校の校舎は2棟、コンビニ、コーヒー園を所有するところまできました。

マニラで会社経営される池田良雄氏、マルケス氏、妹敬子ボルジェソンの協力でスクールバス購入がきました。感謝!

日照り続きで水が無くなり、2000本のコ―ヒ―の内1200本がかれました!

ダバオの日比商工会議所の住川氏(元安宅産業VP)当校においでくださいました。CDOでお世話になっている杉浦氏と井戸掘りに関して検討くださった。杉浦氏ご紹介の井戸掘りのプロがただちに掘削開始、岩盤にあたって13回掘削失敗、ついに14回目で水脈に到達。(掘削代30万ペソ、電動モー ターパイプ等32万ペソの支出)

当校は将来の学校経営のために、来年山羊小屋建設にとりかかる予定で山向こうのアメリカ人キース氏より色々教わっており、セミナーも参加予定です。

CDOのMicro Finance のマナロート夫妻よりマハロサリサリへの出資オファーあり。残念ながら、その前にコンビニの従業員の訓練や防犯を確立するまでペンディング。

7月、当校目の前で、若い夫婦と3歳、1歳の赤ちゃんの乗ったバイクと対向車ジプニ―との正面衝突、全員即死という痛ましい事故あり。10月の私の訪問時に生徒とクラス会。“命はたった一つしかない、自分の命も相手の命も同じ価値がある”等対話した。死亡した家族の遺族は山2つ向こう。全教師参加でお悔やみを言って植樹を指示。


10月30日より11月14日、大久保訪比。1軒1軒の家庭訪問開始。マハロスクールでの窃盗等の深刻な事、原因、結果とい言う事が分かれば、この地域も良くなると訴える。

 第1次、ナリッシュザチュ―ドレンのプログラム終了、第2次開始を国連の第3セクターの“Feed the Children”プロジェクトに依頼予定です。

12月、防犯も兼ねて、用務員の仮寝室のやぐらを学校前面に建設。犯人を捕まえようとやぐらから降りて来た時は、時すでに犯人は逃げて言ってしまう、と指摘されましたが、当校従業員にそのような危険な目に合わせる気持ちの無いこと。ただ、警戒していることが相手の気をそぐのでは?とのおもいです。

予定外の出費が続き、山羊小屋建設はもう1年ペンディングとなりました。クリスマスのお祝い等、計画した学校行事の全てをこなして無事2010年が終わりました。          感謝!



2011年度Y.OKUBO 教育財団法人による
マハロスクール活動報告

1月の地元のフィエスタに参加。一部宗教上の理由で学校行事に不参加者 あり。今年こそ12月にキャピトル大学校長に相談予定です。優先順位は学校、家庭?

恒例のマニラチャリティ‐コンサートはキャンセル。その代わりに池田氏マルケス氏ご両名から寄付金を当財団法人に戴きました。

3年に亘ってもめに揉めた財団法人の認可がSECから降り、これからBIRの認可をとれば一連の事務手続きが終わります。

生徒数が75名に増え、父兄と一緒に教室での式開催が無理となり、正式にコンクリートで第2校舎前に舞台と、その前方に生徒と父兄のテントを張りました。結果、山羊小屋建設が来年にまた持ち越し、となりました。
ご支援下さった方々ごめんなさい!

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幼稚園から小学3年生まで72名の生徒に拡大

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コンビニ

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スクールバス購入

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コーヒー園

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第2校舎前に舞台を設置

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舞台前

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親子作業

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第3校舎建設開始

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支援者から頂いたピアニカを練習。